乳歯の虫歯予防にはフッ素を塗布した方がいいのか?

kids

※この記事では商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。

※この記事では商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。

こんにちは、ままころです

今回は、”乳歯の虫歯を予防するにはフッ素を塗る方がいいのか”考えてみたいと思います

 

先月から自分の歯の治療の為に歯医者さんに通っています

お世話になっている歯医者さんにはキッズコーナーがあり、娘はそこで遊べるのが嬉しいようで一緒に行きたがります

先日、「せんせー、あーんしたい」と自分も診察してほしかったような事を言ったので、今回初めて娘も診察していただき、フッ素を塗布していただきました

 

スポンサーリンク

フッ素を使用する事についての賛否両論の意見

フッ素を使用する事については、虫歯予防にはフッ素がいい!という意見と、フッ素は危険!という意見があります

娘の2歳半検診の時、前歯が「このまま放っておくと虫歯になるかもしれない」危機にあると知った私は、迷わずフッ素入りジェルで磨く事を選びました

朝晩ジェルを少量つけて磨き、先生から「うがいは1回だけ」と言われた事を守って行っています

 

でも、本当に虫歯予防になるの?

危険なものじゃなの?

後悔しない為に、きちんと調べてみようと思いました

 

フッ素が乳歯の虫歯予防にいい理由

乳歯は永久歯に比べてエナメル質が半分ほどしかなく、再石灰化(溶け出したエナメル質の成分を唾液の力で元の状態に戻すこと)も低く酸にも溶けやすいなど、虫歯になりやすい歯です

歯医者さんでフッ素を塗布してもらう場合、フッ化ナトリウムというものを歯に塗り付けますすると歯の表面が硬くなります

エナメル質を強くすることで虫歯に強い歯になります

他にも酸の量を抑えたり、再石灰化を促進させたりする効果があるので、フッ素を使用しない時よりも虫歯になりにくい状態にすることができます

 

3か月に1回塗布するのが効果的だという意見が多く、予防だけでなく、初期症状のものは改善もするようです

 

フッ素が危険と言われている理由

フッ素を過剰に継続して摂取したり、一度に過剰摂取することによって起こる「歯のフッ素症」や「フッ素中毒」などが心配されています

歯のフッ素症

歯のフッ素症(はのフッそしょう、Dental fluorosis)は、水道水にもともと含まれるフッ素の化合物(フッ化物)、水道水フッ化物添加、歯磨き粉の飲み込み[1]などによるフッ化物の過剰摂取により、歯に褐色の斑点や染みができる症状を指す。中等度の症例では、エナメル質にいくつかの白い点や小さな孔が生じる。より重症だと、茶色い染みが生じる。その結果、歯の見栄えが悪くなる。

歯のフッ素症は、6ヶ月から5歳までの歯の発生期にフッ化物を過剰摂取すると生じる。口腔に萌出した歯には、発生しない。歯のフッ素症は通常永久歯に発生し、ときおり乳歯にも発生する。

引用 wikipedia

歯のフッ素症は、過剰にフッ素が含まれている水道水を長期にわたり飲んでいた場合に見られる事が多いそうです(日本の水道水にはフッ素は含まれていません)

「歯磨き粉を大量に飲み込まなければ大丈夫」と言われているのをよく見かけますが、うがいのできない小さな子供が歯磨きの度に飲み込むと考えると・・・

多量でなくても心配になりますよね

 

娘の1歳半検診の時にフッ素入りの歯磨きジェルのサンプルをいただきました

当時、うがいが出来なくても大丈夫なのか聞いてみたら、米粒ぐらいの量でいいと教えてくれました

 

フッ素の摂取量

3歳までは0.7mgが適正量と言われています

許容上限摂取量は1.3mg

 

歯磨き1回に使用する量の目安

o歳~2歳:1mm~3mmぐらいまで

3歳~5歳:5mm程度

 

うがいのできない子供にフッ素入りの歯磨き剤を使用するならば、低濃度(100ppm)のものを選び1回の使用量はごくごく少量にしたいですね

 

フッ素中毒

急性中毒:フッ素を一度に過剰摂取することによって起こる、吐き気、嘔吐、腹部不快感などの症状を示します。応急処置は牛乳を飲ませること

日本中毒情報センターによると、フッ化物経口投与中毒量は次のようになっています

中毒量:約5~10mg/kg、消化器症状は約3~5mg/kg

 

慢性中毒:飲料水などから、フッ素を長期間にわたり過量に摂取した場合に起こる

歯牙フッ素症(斑状歯):歯の形成される時期にフッ素を過剰に摂取した人にみられるエナメル質形成不全症

骨のフッ素症(骨硬化症):8ppmを超えるフッ素濃度の飲料水を、20年以上にわたり摂取している成人の10~15%に軽度の骨硬化症が発症するといわれています

 

まとめ

毎日の歯磨きや、年に数回歯医者さんで塗布してもらうだけならフッ素が危険な量ではないと思ったので、虫歯予防になるなら!とフッ素を塗布してもらいました

娘の足元から様子を見ていたのですが、白い歯磨き粉状のものを綿球(だと思う)で歯に塗っていました(歯科医院によってやり方は違うこともあるかと思いますが)

使用量は決まっているのでしょうが、塗った後に吐き出すこともしなかったので、全て飲み込んでいるという事ですよね

危険な量ではないとはわかっていても、ごっくんと飲み込んでいる娘を見ていると、私はちょっと抵抗がありました

 

乳歯にフッ素を塗布する事は効果的なようです、しかし、フッ素を塗ったから虫歯にならないという事ではありません

少しでも不安があるならしなくてもいいと思います

一番大事なのは、毎日の歯磨きと食生活をきちんとすることだと思います

あとは、定期的に歯科検診に行くことも大事ですよね

コメント