こんにちは~ ままころです
子供の頃からハンドメイドが趣味で、娘が生まれてからは娘と自分の洋服を手作りしています
今日は、これから子供服を作ってみたいな~と思っている方に生地のお話ししたいと思います
生地の種類
生地は大きく分けると「布帛(ふはく)」と「ニット」です
簡単に説明すると、布帛は織物、ニットは編み物になります
布帛で出来ているものは、デニム・シャツ・ブラウスなどで伸縮性がなく
ニットで出来ているものは、Tシャツ・トレーナー・肌着などで伸縮性があります
(布帛でもストレッチ性のある生地もありますし、ニットでもほとんど伸縮性のないものもあります)
赤ちゃんや小さな子供が着る洋服は、伸縮性のあるニット生地で作る事をおすすめします
ニット生地でも色々な種類があり、作るものによって向き不向きがあるので種類を見て見ましょう
スムース
赤ちゃんや小さな子供の肌に直接触れる肌着やTシャツなんかはスムースがおすすめです
適度な伸縮性があり、柔らかくて肌触りがいいニット生地です
生地の編み方は表も裏も同じ目になっています
厚さは30/・40/・60/がよく売られています、数字が小さい方が厚手になるので、夏のトップスは薄い60/を、スパッツにするならしっかりめの30/をという風に選びます
(スパッツにする時、あまり細身にしてしまうとひざが出てしまうこともあります)
端が丸まってこないので扱いやすいのですが、柔らかいので縫いにくいという人もいます
私はスムースが一番好きな生地なので、肌着、トップス、スタイ、レッグウォーマー、スパッツ、スカートなど色々と作っています
天竺
市販のTシャツによく使われています
伸縮性は普通で、ごく一般的なニット生地という感じです
編み物をされる方ならメリヤス編みはご存じだと思いますが、端がくるくると丸まってきます
スムースやフライスほど伸縮性はないので縫いやすいのですが、丸まっている端部分を避けて裁断し、裁断後なるべく早くに縫う事がポイントだと思います
Tシャツだけでなく、カーディガンやカジュアルな夏のパンツにもおすすめです
フライス
表も裏も一目ゴム編みで伸縮性があり、肌着やTシャツによく使われています
子供に着せる時、伸縮性があると着せやすいのでいいのですが、柔らかい分縫い伸びしてしまったり、ミシンの針が下がる穴へ生地も食い込んでしまったりと私は苦手な生地です
ニットソーイングに少し慣れてからの方がいいかもしれません
接結ニット
薄手のニットが2枚重なった生地です
柔らかくて保温性に優れており、赤ちゃんや子供におすすめの生地です
薄いものから、秋冬向きの暑いものまで厚さは色々あります
肌に直接触れるものや、カーディガン、スパッツなどにおすすめです
接結ニットは、人気の生地ショップでも扱っていないお店もあります
裏毛・ミニ裏毛
トレーナー生地、スウェット生地というとわかりやすいですね
裏側がループになっていて、ガーゼ裏毛や鬼裏毛なんかもあります
これも端が丸まってくるのですが、厚さと伸縮性からすると縫いやすい生地です
トレーナー、パンツ、ベストなどを作る事が多いですね
その他のニット生地
これらの他に、付属ニットといわれるスパンフライス(平リブとも言う)やスパンテレコは襟ぐりや袖口に使います
これらは綿の他にポリウレタンが5%ほど入っているので伸縮性に優れているので、細身のスパッツにも向います
他にはキルトニット・ダブルフェイス・ダンボールニットなどもあります
伸縮性があるほど縫いにくく、厚さは薄いほど縫いにくいです
次回はおすすめショップをご紹介します
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