赤ちゃんや小さい子供におすすめハッカ油虫よけスプレーの作り方

生活

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「ハッカ油で虫よけスプレーを作りました」という記事をよく見かけます

材料はネットショップやドラックストアで安く購入できるし、とても簡単に作れるので私も作って愛用しています

「赤ちゃんでも大丈夫!」と書かれている記事も多いのですが、注意しなければいけない点もいくつかあります

市販のスプレーや薬などは注意すべき事が記載されているのが当たり前ですが、手作りの虫よけスプレーにはもちろん注意事項の記載がありません

今回はハッカ油で虫よけスプレーの作り方とその効果、注意点などを書かせていただきます

ハッカ油で虫よけスプレーを作ろうかな!?効果はあるの!?と興味を持っている方の参考になれば幸いです

 

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ハッカ油ってなに?

ハッカとは、シソ目シソ科ハッカ属に属する多品種のハーブの総称で、ハッカ油はそのハッカ草から作られた精油です

英語ではmint(ミント)、ハッカは日本語です

清涼感のある香りとスーッとする爽快感が特徴で、食品や歯磨き粉などにも使われています

防虫効果、消臭効果、除菌効果、リラックス効果があるとされています

 

ハッカ油 虫よけスプレーの作り方

ハッカ油は揮発性が高いので、作り置きには向いていません

1週間ぐらいを目安に使い切れる量でその都度作る事をおすすめします

準備するもの

  • ハッカ油 10~30滴ぐらい(肌につける場合は少量から様子を見て)
  • 無水エタノール 10ccぐらい
  • 精製水 90mlぐらい
  • スプレーボトル

ハッカ油はこれを使っています

作り方

ハッカ油と水を混ぜてもうまく混ざらないので、まずはエタノールと混ぜます

エタノール10ccぐらいと、今回は外で使う虫よけ用でハッカ油を30滴入れました

スプレーすると香りは長時間持続しないので、肌につけないのなら40滴ぐらいでもいいと思います

エタノールとハッカ油だとうまく混ざっています

 

次に水を90ccぐらい入れます(肌に使う時は精製水を、物に吹きかける時は水道水を使っています)

うまく混ざっています

これで完成!

あっという間にハッカ油虫よけスプレーの出来上がりです

 

アルコールOKのスプレーボトルを使う

「エタノール」というのはアルコールです

入れるスプレーボトルはアルコールOKのものを選んで下さいね

私はセリアのスプレーボトルを使用しています

  • PS(ポリスチレン)→×
  • PE(ポリエチレン)→○
  • PP(ポリプロピレン)→○
  • ガラス→○

※ハッカ油もPSを溶かす作用あり

 

作る前に、使う前に、知っておいてほしい注意点!!!

ハッカ油虫よけスプレーを作るのに必要なのはこちらの3点ですが、取扱いに気を付けたいものがあります


取り扱いに気を付けたいのは「エタノール」です!

ちなみに、私が代用しているのはこちらの消毒用エタノールです

 

無水エタノールってなに?消毒用エタノールとどう違うの?

「エタノール」と聞いて、それが「アルコール」だとはすぐにわからない方も多いと思います

無水エタノールも消毒用のエタノールもどちらもアルコールで濃度が異なるものです

無水エタノールは、水分をほぼ含まない純度の高いエタノールのこと。刺激が強く、肌に直接つくと水分を奪ってしまう性質もあります。アルコール濃度が高いため、消毒力もその分強いように思われがちですが、瞬時に蒸発してしまうため、逆に消毒には向いていません。

一方の消毒用エタノールは、無水エタノールよりはアルコール濃度が低い分その場に留まってアルコールの効果を発揮するため、その名の通り「消毒」に向いています。インフルエンザウイルスなど、エタノールで不活性化できるウイルスの消毒などに効果を発揮し、人の集まる公共機関や病院などでよく使われています。肌に対する刺激も、無水エタノールよりは低くなっています。

無水エタノール(99.5vol%)
消毒用エタノール(76.9~81.4vol%)

健栄製薬HP 無水エタノールと消毒用エタノールどこが違うの?より

無水エタノールを精製水で薄めると消毒用エタノールになります

我が家では消毒用エタノールを常備しているので、ハッカ油でスプレーを作る際も消毒用エタノールを使用していますがハッカ油とも十分混ざります

あちこちの消毒に使う時も無水エタノールだと薄めないといけません

購入するなら”消毒用エタノール”が個人的にはおすすめです

 

無水エタノールの取扱い

普段から無水エタノールを取り扱う人は知っていると思うのですが、ハッカ油で虫よけスプレーを作る為に初めて無水エタノールを扱う人は知っておいた方がいいと思います

水エタノールは、アルコール濃度が高いため引火しやすい性質を持っています。このため、火気のそばで使ったり、火の気の近くで保管したりするのは極めて危険です。どんな用途のときも必ず火の気のないところ(静電気も含む)で使いましょう

アルコールアレルギーの体質の方は、発疹や肌のかゆみが出ることもあります

無水エタノールは、瞬時に水分を奪って蒸発する性質を持っていることから、素手で触ると手が荒れてしまいます。このため、使用するときにはゴム手袋が必須です。さらに揮発しても空気中にアルコール成分は残るので、使用している空間に長時間いると気分が悪くなることもあります。作業はあまり長時間にならないようにしつつマスクで防御し、短時間であっても換気は必ず行うようにしてください。
なお、アルコールアレルギーの体質の方は、発疹や肌のかゆみが出ることもあります。何らかの症状が出た場合は、ただちに使用を中止してください。

健栄製薬HPの無水エタノールを安全に使うためのルールより

濃度が高い分取扱いにも注意が必要ですね

手作りハッカ油虫よけスプレーの注意点

ハッカ油と無水エタノール(+水)で作ったスプレーを使用する時に気を付けたい事

上記の分量で作るとアルコール濃度はそれほど高くありませんが(化粧品で使われているぐらいの濃度)、注射の時の消毒で赤くなったり、エタノールの入っている化粧品に過敏な肌の方などが肌につける場合は気をつけましょう
エタノールの濃度が高いほど肌の水分を奪ってしまうので、乾燥肌の方は頻繁に肌につけないようにしましょう
赤ちゃんのへその緒の消毒にエタノールが使われたりしています。エタノール自体は赤ちゃんOKとされていますが、赤ちゃんへの使用時はアルコールアレルギーがないか等注意しながら少量からの使用が望ましいと思います

ハッカ油虫よけスプレーは数十分ぐらいで香りがなくなります、小さな器に入れた重曹にハッカ油を数滴たらして混ぜて置いておく方が香りは長持ちします♪

ハッカ油についてはこちらが参考になります!

ハッカ油コラムにハッカ油の使い方が色々あります

効果

虫よけスプレーとしてはもちろんですが、私の場合「虫どいてスプレー」としても役立っています

田舎なので車に乗ろうとしたら窓の外にくもが・・というのも珍しくなく

殺虫剤を使うのもなぁ・・・という時にこのスプレーの出番!

吹き付けると嫌そうにどいてくれます

次亜塩素酸水を吹き付けても嫌がらなかったので、ハッカ油の効果だと思います

体はもちろん、室内や車内でも使えるので虫嫌いには助かります!

ただ、匂いが消えるのが早いので長時間の効果は期待できません・・・

重曹+ハッカ油と使い分けがおすすめです!

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